時和はちま– Author –
-
卜部兼好の生涯:吉田兼好は捏造?「徒然草」を書いた和歌四天王
こんにちは!今回は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した随筆家・歌人、卜部兼好(うらべ の かねよし / うらべ の けんこう)についてです。 『徒然草』の作者として知られ、和歌四天王の一人としても名を馳せた兼好法師。朝廷に仕えた官人であ... -
梅原龍三郎の生涯:ルノワールに学び、国画会を創設した洋画界の巨星
こんにちは!今回は、昭和を代表する洋画家、梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう)についてです。 印象派の巨匠ルノワールに学び、西洋の油彩と日本美の粋を融合させたその絢爛豪快な画風は、まさに「色彩の魔術師」。桜島の噴煙も、裸婦の肌も、彼の筆に... -
梅津美治郎とは?「最後の参謀総長」として降伏文書に署名した男の生涯
こんにちは!今回は、日本陸軍の軍人として太平洋戦争の終結に深く関与した梅津美治郎(うめづ よしじろう)についてです。 陸軍大学校を首席で卒業したエリート軍人でありながら、二・二六事件後の粛軍、ノモンハン事件後の関東軍改革、そして終戦への道... -
梅田雲浜の生涯:学者・志士・実業家等、多才すぎる幕末の異才
こんにちは!今回は、幕末の尊王攘夷派であり、浪人となっても全国を駆け巡り活動した志士・儒学者、梅田雲浜(うめだ うんぴん)についてです。 藩に逆らい浪人となりながらも、各地の志士と連携し、開国に反対して幕政を激しく批判。時の政権を震え上が... -
梅謙次郎の生涯:近代日本の法制度を形作った「民法の父」
こんにちは!今回は、明治時代の法学者・教育者、梅謙次郎(うめけんじろう)についてです。 日本民法と商法の起草に深く関わり、近代法の骨格を形づくったことで知られています。法政大学の初代総理としては、実学重視の法学教育を推進し、次世代の法曹を... -
聖徳太子の生涯:日本の礎を築いた天才政治家、厩戸皇子
こんにちは!今回は、飛鳥時代の皇族で政治改革と外交で大きな足跡を残した聖徳太子(しょうとくたいし)についてです。 天皇を中心とした国家体制を築くために冠位十二階や十七条憲法を打ち立て、仏教を深く取り入れた精神文化の基礎を築いた太子。さらに... -
宇野宗佑の生涯:シベリア抑留を乗り越えた69日間の総理大臣
こんにちは!今回は、第75代内閣総理大臣を務めた政治家、宇野宗佑(うのそうすけ)についてです。 京大生から学徒出陣で戦地へ、シベリア抑留の苛酷な体験を経て帰還。地方政治から国政へと駆け上がり、防衛・通産・外務の要職を歴任した実力派ながら、総... -
内村鑑三とは?教育勅語不敬事件から非戦論まで、キリスト教思想家の生涯
こんにちは!今回は、明治・大正期を代表するキリスト教思想家であり、教育者・文筆家としても活躍した 内村鑑三(うちむら かんぞう) についてです。 札幌農学校でキリスト教に出会い、アメリカ留学を経て独自の信仰を確立した彼は、「無教会主義」 を提... -
内田康哉の生涯:国際協調から「焦土外交」へと変貌した外相
こんにちは!今回は、明治・大正・昭和の三時代にわたって日本の外交を担った外務大臣、内田康哉(うちだ こうさい / やすや)についてです。 歴代最長の外務大臣在任記録を持ち、国際協調から強硬路線へと外交方針を転換した彼の生涯をまとめます。 熊本...